海友会の概要及び活動

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沿革
 1959年から始まった内閣府(旧総務庁、当時は総理府)青少年対策本部が行ってきた青少年国際交流事業の参加青年と1969年から始まった和歌山県が行う青年海外派遣の参加青年が集まり、1971年6月8日に発足しました。
 1981年から近畿青年洋上大学(韓国・中国 派遣)の参加青年も加わりました。
 1995年に(財)青少年国際交流推進センターに登録され、日本青年国際交流機構の和歌山県での活動を行っています。
目的・組織
海友会はその規約に「会員相互の親睦を図ると共に、ブロック活動を主とし、海外で得た成果を事後活動に充分生かすと共に、国際親善に寄与し、海外知識を広く県民に普及することを目的とする。」と規定し、この目的に沿った行動を行うため和歌山県を8つのブロック(伊都・那賀・和歌山・海草・有田・日高・西牟婁・東牟婁)に分けています。
活動
各ブロックは目的を達成するため、国際交流活動や青年海外派遣の推進、目的を達成するための事業をおこなっています。
8つのブロックを統括するは中央組織は各ブロックでの活動が円滑に行われるよう連絡調整の役割を果たすと共に、日本青年国際交流機構の中央組織ならびに各府県組織、国際交流団体、地域との連携強化を推進しています。
会長
年度 氏名 出身市町村名
初代 昭和47年度 西本長弘 金屋町(現有田川町
2代 昭和48年度 楠部重計 金屋町(現有田川町)
3代 昭和49年度 生地利行 橋本市
4代 昭和50年度 山本憲雄 和歌山市
5代 昭和51年度 庄田栄次 印南町
6代 昭和52年度 丸山長和 海南市
7代 昭和53年度 伸谷貢 粉河町(現紀の川市)
8代 昭和54〜55年度 崎山光一 広川町
9代 昭和56〜57年度 松山義雄 粉河町(現紀の川市)
10代 昭和58〜59年度 山崎佳彦 有田市
11代 昭和60年度 木瀬武治 高野町
12代 昭和61〜62年度 久保賢一 南部川村(現みなべ町
13代 昭和63〜平成元年度 北岡英二 かつらぎ町
14代 平成2〜3年度 川口敦弘 吉備町(現有田川町)
15代 平成4>〜6年度 松本圭司 打田町(現紀ノ川市)
16代 平成7〜8年度 高垣晴夫 和歌山市
17代 平成9〜11年度 橋本雅史 和歌山市
18代 平成12〜15年度 岡本和哉 海南市
19代 平成16〜20年度 芦口正史 上富田町
20代 平成21〜25年度 栗山京子 和歌山市
21代 平成26年度〜30年度 出羽正典 上富田町
22代 令和元年度〜 堺隆和 紀の川市
その他
1998年5月よりホームページ開設
住所
〒640−8319
和歌山市手平2丁目1−2 和歌山ビッグ愛9階
 (社)青少年育成協会内
海友会の活動
海友会ってなに?
和歌山県内からの青年海外派遣事業への参加者が、主に親睦を目的とし国際親善・国際交流の推進と協力・(海外青年の受入れ)・海外派遣員の育成と選出・留学生、研修生の紹介受入れなどのボランティア活動を行なっています。
会員
 ・県が行なった青年海外派遣事業参加OB
 ・近畿青年洋上大学参加OB
 ・内閣府(旧総務庁)が行なった海外派遣事業参加OB
 ・活動に協賛するもの
が中心となっています。昭和46年に設立して約1,600名の会員がいます。

県青年海外派遣

名称が昭和54年から「和歌山県青年海外派遣事業」に変わって、この事業も19回おこなわれました。タイ・マレーシア・シンガポールから始まり、この間行き先を「オーストラリア」「カナダ」等と変わってきて、平成5、6、7年度はイギリス・フランスになり、平成8年度のメキシコ・アメリカ以降は名称を変え不定期に行われています。平成18年度は中国、平成20年度は韓国でした。

近畿青年洋上大学

 昭和55年度から始まった通称「洋大」として23回おこなわれました。 当初は近畿2府4県で出発しましたが、福井・三重・徳島が加わり、総勢500人を超える 大学生たちが船で韓国・中国へ渡りました。

内閣府が行なう青少年国際交流事業
 1. 国際青年育成交流事業
 2. 日本・中国青年親善交流事業
 3. 日本・韓国青年親善交流事
 4.「世界青年の船」事業
 5.「東南アジア青年の船」事業
 6.青年コアリーダ育成事業

 等の事業があり、それぞれ内容が少し異なります。 しかし「国際化の進む社会の各分野で活躍できる青年の育成を目指す」という概念は変わりありません。

 以上、県青少年・男女共同参画課と協力しあいながら活動に参加しています。  

どんなネットワークをもってるの?
 和歌山を8つのブロック(伊都・那賀・和歌山・海草・有田・日高・西牟婁・東牟婁)にわけて いてそれぞれにブロック長と理事を配置してます。
 年間の各事業を希望する地区(ブロック)ごとで取り組む他、 ブロック別に多種多様な事業に取り組んでいます。
活動資金は?
 設立時各団体の基金と会員一人1万円(当時)を持ち寄り基金として積み立て、利子を活動資金として充てていました。時代とともに入会金を活動資金に充てていた時代もありましたが、洋上大学が廃止後、まとまった入会金が見込めなくなり現在は入会金収入はありません。
 現在の主な活動資金の1つは活動事業への補助金です。主にJICAの海外青年招へい事業、内閣府の青年招へい事業の協力補助金です。2つめは、自主活動に関する事業に対しての県からの補助金です。また、事業不足分の寄付を募ったり、バザー等で集金活動もおこなっています。
今後の課題
 仕事や家事をしながらとなると、同じ時間帯に集まり活動をおこなうのは難しいです。また趣味・活動の多様化により集まる年齢層やグループが細分化されてなかなか他のグループと交わる機会がありません。海友会としては、活動場所の提供と、グループ間のつながりがもてる場を提供していきたいと思っています。
最後に
関西国際空港アクセスにより世界に近い和歌山県です。ユネスコの世界遺産登録、ラムサール条約登録等により国際交流が活発になっています。私達が他国を知り、文化を認めると共に、和歌山県の良さをもう一度見直し、外国の人に「WAKAYAMA」日本の人に「和歌山」をもっと知ってもらおうと考えてます。

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